西宮いきいき塾・語り部座談会「お助けマンの集い②」資料
- 立田英雄
- 2017年3月3日
- 読了時間: 4分
開催日時:平成28年5月17日(火) 午後1時30分~3時30分
開催場所:西宮市勤労会館 第6会議室
テーマ :「待っていました!! ヒューマージンの時代」
ヒューマージンとは何か
Humanity (博愛・人情・親切・・・人間らしさ)
Humor (こっけい・おかしみ・ユーモァ・・・気分・機嫌・気質というような意味もある)
Himajin (暇人・閑人・ヒマジン・・・ひまが有り余っている人)
この三つの言葉を合成した新語であるが、平成14年度「阪神南地域ビジョン委員会第1期活動グループ・県内各地との交流」において当時のグループ代表(立田英雄)が初めて用いたもの。
心に余裕があれば、本当は忙しい人でも僅かな時間を上手く活用していくことができ、他人に対しては謙虚な気持ちと冗談的な意味も含めて「ヒマですからと・・・」相手に安心感を与えることが出来る。
忙しいのは時間が有るか無いかという物理的なものではなく、本人の物事に対する感じ方・受け止め方にあるもので、人間性豊かに、和やかなユーモァのセンスを持って、何事にも取り組んでいくと、不思議な余裕が出てくるということを言い換えたもので、「何もすることがなく時間を持て余している本当にヒマな人」のことを言っているのではありません。
ヒューマージンの現状
20世紀は「戦争の時代・技術革新の時代」と言われましたが、闘争や改革の激しさを緩和する必要性が高まり21世紀は「心の時代」として心の動きに焦点があたる時代です。
この心の時代には、人間の深層心理に如何に配慮できるかつまりHumanityの重要性と表面上はあまり変化のない状況を如何に楽しく場合によっては茶化したような見方ができるHumorのセンスある発想・想像力が必要であり、主体者自身の心の余裕が不可欠です。
まさに「ヒューマージン」こそが21世紀に活躍できる人なのですが、前提として深い知識か豊かな経験を持っていることが肝要かと思います。
つまり「知識や経験」を「智慧」に転換していく創造する力の発揮が最も重要となります。 この過程を「想像から創造への道」とし、西宮いきいき塾は「想像から創造への道を拓く活動をするヒューマージンセンター」と称しています。 言い換えれば「想像は夢」であり「創造は具体化(夢の実現)」であり、「夢を叶える・想像か ら創造への道を拓く」のが西宮いきいき塾の取り組むべき目標としています。
第1回目の集い(4月19日)の参加者自己紹介より興味ある情報が得られたこと及び登録申込 の記載内容からの推察等で少し資料は集まり始めましたが、まだまだデーターベースとして参考 に提示するまでには至っていません。
本日以降の協議や個別面談の中からも集積していって「参考一覧」として供覧できる体制が早期に実現するように努めます。 これは協力いただける会員組織の充実にかかっていますので、ご協力よろしくお願いします。
○ ヒューマージン活躍の場
本日は如何に取り組むかを協議したいと思っていますが、参考として考えられる例を示します。
1. 前回の自己紹介より
歩くことが好き 時間があれば山や里を歩く ------- 知られざる散歩マップに繋げる
眼が悪い・耳も悪い・胃も悪い病気の問屋の独居老人---- 同じ悩みの人の相談・語り部
スイミング関係事業に永年携わり等 ------ 水泳教室へ通う人への裏ワザ伝授
名前をまともに呼んでもらったことがない ----- 讀み難い名前の人大会を催してみる
85歳だが多彩な活動をしているボランティア書道教師 ----- 年賀状で伝えたいこと
来年80歳、高校時代から病気(原因不明)、映画研究 ---- 映画が与える人生への影響
歌手の娘のマネージャー ----- いきいきカラオケ大会の開催工夫
シルバー人材センターでの仕事開拓経験あり ---- いきいきNPO活動顧客開拓
言葉の缶詰を行い周一人以上の方と会う
ハーモニカボランティア活動をしている
2. 登録書及び個別面談等より
ピアノやギターを弾くのが好きだったが今は体調の関係で・・・----- パソコンの活用
若い人も関わって「魅力的な安心できる楽しみの場」を作ってみたい。
不要物処分による事業所の効率化コンサルをしている ------ 必要な人として残るには
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